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地域のコンクールに初参加

コンクール
03 /22 2015
お稽古に参加して 一年が過ぎた平成27(2015)年3月22日
北多摩二区吟剣詩舞道連盟の吟詠コンクールに初参加しました。
私は 『花を惜しむ』 吟番号100番、一般二部でした。

  花を惜しむ   福沢諭吉
半生の 行路 苦辛の 身
幾度か 春を 迎え 還 春を 送る
節物は 怱々として 留むれども 止まず
花を 惜しむ人は 是 霜を 戴くの人


   はなを おしむ     ふくざわゆきち
   はんせいの こうろ くしんの み
   いくたびか はるをむかえ また はるをおくる
   せつぶつは そうそうとして とどむれども やまず
   はなを おしむひとは これ しもを いただくのひと


◆『続絶句編』 テキストの71ページ、通釈によると、
 来し方を振り返ってみれば、ただ、
 がむしゃらに働いてきただけであった。
 その間に、いったい何回、春が巡って来たことであろうか。
 その春の景色を楽しむ暇とてないまま、季節はあわただしく
 移り変わってしまい、引き止める術もない。
 春を楽しむこともなく生きてきた時間を惜しんでみるものの
 老境に至らねば、その大切さに気づくものでもなかろう。
 (皮肉なことに、今、花を賞で惜しむ身は、
  すでに白髪の翁になっているのだ)

・・・とのことです。

当時96才だった母のそばで練習している時、
 『福沢諭吉もね、若い時には苦しいことや辛いことが多くて
 花がきれいだな~と思えるようになった時には、
 頭が白髪になって、年をとってしまっていたんだって。
 きっと、いつのまにか年をとってしまったな~って思ったよね』
などと言うと、『確かに・・・』 というように 頷いてくれて、
私にとっては良い思い出になった一句です。

コンクール当日には、3回も息継ぎをしてしまい、
ふくらはぎが震えていたのを覚えています。


平成27年度の青年・一般の部 指定吟題は次の10句でした。 
・花に対して旧を懐う     釈 義堂
・夜 墨水を下る     服部南郭
・漫 述       佐久間象山
・諒州詩       王 翰
・絶 句       杜甫
・鐘山即時      王安石
・花を惜しむ      福沢諭吉
・坂本龍馬を思う      河野天籟              
・山中問答       李白
・雁を聞く       韋 応物



     【コンクール】
全国吟詠コンクール決勝大会を見に行きました








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 詩吟もえ子

お稽古に参加して六年目です。
皆さまもご一緒にいかがですか?