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6回目の総会 『常盤孤を抱くの図に題す』

総会温習会
04 /28 2019
絶句編テキスト
 『絶句編』 テキスト138ページ
2019年4月28日 総会温習会  

平成31年4月28日、
総会と、総会温習会がありました。

平成31年度 総会温習会のプログラムは、
1、涼 州 詞   王 翰
2、山亭夏日   高 駢
3、落 花   徳富 蘇峰
4、春を探る   戴 益
5、常盤孤を抱くの図に題す   梁川 星巌
6、楠公子に訣るるの図に題す   頼 山陽
7、落 花く  徳富 蘇峰
8、峨眉山月の歌   李 白
9、落 花   徳富 蘇峰  
10、辺 詞   張 敬 忠
11、春簾雨窓   頼 鴨厓
12、時に憩う   良 寛
13、落 花   徳富 蘇峰
14、海を望む   藤井 竹外
15、事に感ず   于 濆
16、中 庸   元田 東野
17、楠公子に訣るるの図に題す   頼 山陽
18、烏江亭に題す   杜 牧
19、富 嶽    乃木 希典
20、舟中子規を聞く   城野 静軒
21、絶 句    杜 甫
22、弘道館に梅花を賞す   徳川 景山
23、 雲     大窪 詩仏
24、春簾雨窓   頼 鴨厓

25、春 風  白居易   松岡萠洲 先生 模範吟 
     

    ◆    ◆    ◆
  

私は6回目の総会温集会で、5番 『常盤孤を抱くの図に題す』でした。

松岡萠洲先生より、五段の許状をいただきました。
ありがとうございます。





   【総会温習会】
  5回目の総会 『酔うて祝融峰を下る』






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沈 佺期 の 『 邙 山 』

中国の絶句
04 /20 2019
絶句編テキスト
2019年4月20日 絶句編 105ページ  

   邙 山      沈 佺期 
 北邙 山上 墳塋を 列ぬ
 万古 千秋 洛城に 対す
 城中 日夕 歌鐘 起る
 山上 惟 聞く 松柏の 声

   
 ぼうざん    しん せんき
ほくぼう さんじょう ふんえいを つらぬ
ばんこ せんしゅう らくじょうに たいす
じょうちゅう にっせき かしょう おこる
さんじょう ただ きく しょうはくの こえ

テキストの通釈によると、
北邙山の上には、墳墓がたくさん並んでいる。
それは永遠に、洛陽の町と向き合っている。
町の中では夕方になると、歌舞や鐘鼓の音がにぎやかに響いてくるが、
山上からは、荒涼たる松柏の声だけが聞こえてくる。
 
     ・・・とのことです。

先生のお話によると、
沈 佺期(656?‐716?)は、初唐の文学者・詩人。
20才で進士に合格する。
則天武后に仕え、宮廷詩人として活躍したが、
武后失脚後、ベトナムに流された。
この時、杜甫の祖父である杜審言(としんげん)
も一緒にベトナムに流された。
その後、恩赦によって都に戻り、中宗の
宮廷詩人として杜審言と共に再び活躍する。
美しい詩を多く残し、59才で亡くなった。

邙 山 : 洛北の北邙山は黄土でできた平坦な山で、
   後漢以後、洛中の墳墓の地であった。
   ところどころに畑がまじり、孟津(もうしん)・
   偃師(えんし)・鞏(きょう)の県界にある。
墳 塋 : 墳は土をまるく盛り上げた土饅頭。
   塋は墓のめぐり。二語合わせて墓地の意。 
万古千秋 : 永遠に。          
日 夕 : 夕暮。   
歌 鐘 : 歌と伴奏の鐘。城中の宴楽のさまを、
   この二字に象徴した。
松 柏 : 天子の墳墓には松を植え、
   諸侯の墳墓には柏と半々に植えたという。

 この詩の見どころは、死者の世界と生者の世界の対比にある。
北邙山の墳塋は死者の世界、洛陽の町は生者の世界。
生者の世界では、歌や踊りと歓楽に酔いしれているが、
死者の世界はゴォーという松風の音。
町の人間は、いずれは皆、邙山に帰する。
それとは知らずつかの間の歓楽、邙山は永遠の静寂。
これほど巧みに無常観をうたう詩はないだろう。
人生のはかなさを風刺したものである
   ・・・ とのことです。




   

    【 中国の絶句 】
   王 勃 の 『 蜀中九日 』






 詩吟もえ子

お稽古に参加して六年目です。
皆さまもご一緒にいかがですか?