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令和2年度 コンクール10句の模範吟

コンクール
08 /23 2019
来年の3月22日(日) 地域のコンクールがあります。
北多摩二区吟剣詩舞道連盟 《吟詠コンクール大会》です。

平成31(令和元)年度の指定吟題10句は
こちら でご覧いただけますが、

2019年8月23日 に、
令和2年度 コンクール指定吟10句の
松岡萠洲先生による模範吟がありました。

7015 320
『絶句編』と 『続絶句編』 約280句の中から

寒夜の即事       寂室元光 
かんやのそくじ     じゃくしつげんこう

赤間が関舟中の作       伊形霊雨
あかまがせきしゅうちゅうのさく     いがたれいう

立山を望む     国分青甲厓
たてやまをのぞむ    こくぶせいがい

易水送別     駱 賓王 
えきすいそうべつ    らくひんのう

楓橋夜泊     張 継 
ふうきょうやはく    ちょうけい

山 行      杜 牧
さんこう      と ぼく

桶狭間を過ぐ       大田錦城
おけはざまをすぐ     おおたきんじょう

八幡公       頼 山陽
はちまんこう      らい さんよう

九月九日山東の兄弟を憶う     王 維
くがつここのかさんとうのけいていをおもう    おう い

盧山の瀑布を望む     李 白     
ろざんのばくふをのぞむ      り はく




★私は、杜牧の 『 山 行 』 に しようかと思っていますが、
 また、他の句に変更したくなるかもしれません。




 

    【コンクール】
  地域のコンクール、五回目の参加






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孟 浩然 の 『 春 暁 』

中国の絶句
08 /17 2019
絶句編テキスト
2019年8月17日 絶句編 110ページ  

   春 暁      孟 浩然 
 春眠 暁を 覚えず
 処処 啼鳥を 聞く
 夜来 風雨の 声
 花 落つること 知んぬ 多少ぞ

   
 しゅんぎょう   もう こうねん
しゅんみん あかつきを おぼえず
しょしょ ていちょうを きく
やらい ふううの こえ
はな おつること しんぬ たしょうぞ

テキストの通釈によると、
春の眠りは心地良く、うつらうつらと
夜の明けたのも気づかずに寝ている。
外ではあちこちに鳥の鳴く声が聞こえる。
夕べは風雨の音がしていたが、
庭の花はどれほど散ったことやら
 
     ・・・とのことです。

先生のお話によると、
孟 浩然(689‐740)は、盛唐の詩人。
湖北省襄陽(じょうよう)の鹿門山(ろくもんざん)に隠棲。
各地を放浪したこともあった。40才頃、長安に出て、
仕官しようとしたが、科挙の試験に合格していないため
上級官僚にはなれず、下級の役職に就いたが長続きせず、
江南地区を放浪し、また鹿門山に戻り、隠棲する。

孟 浩然の詩には、山水・田園風景を詠ったものが多く
自然詩人して広く知られ、特に五言絶句が得意であった。
王維・李白・張九齢らとも親しく交流があり、李白の詩に
『黄鶴樓にて孟浩然の広陵に之を送る』という作品がある。

春 眠 : 春の心地良い眠り。
不暁覚 : 朝になったのに気がつかない。
処処 : あちらこちら。いたるところ。
啼 鳥 : 鳥の啼く声。
夜 来 : 昨夜。「来」は助字で、この場合意味がない。
知多少 : どれほどか分らない。「多少」にはいろいろの意味があるが、
   ここでは疑問詞。多いか少ないか、どれほど?の意になる。
   「知」は疑問詞の上につくと「不知」(知らず)の意になる。

     ★  ★  ★

★ この詩は、作者の満ち足りたのどかな生活が感じられ、
  春を象徴したものとして広く知られている。
  また、起承転結の模範ともされる詩である。
   ・・・ とのことです。



   

    【 中国の絶句 】
   王 之渙 の 『涼州詞』










6回目の夏季温習会 律詩『 静御前 』

夏季温習会
08 /04 2019
令和元年度の夏季温習会が、練馬区の
『ホテルカデンツァ光が丘』でありました。
尺八伴奏は、五十嵐 明 先生です。

プログラムは、
  第一部 温習会
    開会のことば
    会詩合吟
    会長あいさつ
    宗家あいさつ
    会員吟詠


1、絶句一題
2、絶句一題
3、絶句一題
4、律詩 本能寺     頼 山陽
5、村 夜      白 居 易
6、立山を望む       国分 青厓
7、和歌入り律詩 静御前     頼 山陽
8、律詩 児島高徳桜樹に書するの図に題す   斉藤 監物
9、名古屋城      松口 月城
10、元二の安西に使いするを送る     王 維
11、武野の晴月      林 羅山
12、独り敬亭山に坐す      李 白
13、富 嶽       乃木 希典
14、時に憩う      良 寛
15、百人一首 第七十九首 秋風に   左京大夫顕輔
16、律詩 逸 題       橋本 左内
17、中 庸       元田 東野
18、律詩 赤馬が関懐古      菅 茶山
19、律詩 前兵児の謡       頼 山陽
20、百人一首 第三十六首 夏の夜は   清原深養父
21、和歌入り 母を奉じて嵐山に遊ぶ    頼 山陽
22、百人一首 第五首 奥山に     猿丸 太夫    
23、律詩 秋思の詩       菅原 道真
24、民謡吟詠 相馬の秋      瓜生田山桜

宗家講評と模範吟  松岡萠洲 先生
   六行詩と新体詩 『冑山の歌』      頼 山陽

 
  第二部 懇親会
   乾杯・宴会
   舞・淡墨桜(歌・テープ)
   舞・武田節(歌・テープ)
   閉会の言葉・手締め



     ◆  ◆  ◆


私は、入会して6回目の夏季温習会で、
7番目、和歌入り律詩 『静御前』 でした。

5回目は、 『春日山荘 』 有智子内親王 作
4回目は、 『奥羽道中』 榎本武揚 作  
3回目は、『西南の役陣中の作』 佐々 友房 作 
2回目は、『 雲 』   大窪 詩仏 作 
1回目は、『金鏤の衣』 杜秋娘 作 でした。





   【夏季温習会】
5回目の夏季温習会、律詩『春日山荘』
 


 



    

 詩吟もえ子

お稽古に参加して六年目です。
皆さまもご一緒にいかがですか?