FC2ブログ

漢詩って面白いかも?と思った 杜牧の 『山行』

中国の絶句
08 /24 2016
絶句編テキスト

2014年4月11日 絶句編 139ページ  

私が正式に入会したのは、2014年の5月でしたが、
お稽古には3月から参加していました。 初参加だった
3月7日は、上の写真のテキスト 『絶句編』 の終り頃で、
『白楽天の江州司馬に左降せらるるを聞く』 でした。
毎回1ページずつ進んでいき、5回目が杜牧の 『山行』

  山 行   杜 牧
 
遠く 寒山に上れば 石径 斜めなり
白雲 生ずる処 人家 有り
車を停めて 座ろに愛す 楓林の晩
霜葉は 二月の花よりも 紅なり

   とおく かんざんにのぼれば せっけい ななめなり
     はくうん しょうずるところ じんか あり
     くるまをとどめて そぞろにあいす ふうりんのくれ
     そうようは にがつのはなよりも くれないなり


私は初め、高い山の斜面から辺りを見回してみると、
はるか下の方に ひと筋の煙が昇っていくのが見え
そこに人家があるという風景を思い描いたのですが、

そうではなく、テキストの通釈によると、
『遠く ものさびしい山に登っていくと、石ころの多い
小道が斜めに続いている。 そして、そのはるか上の辺りの白雲が
生ずるところに人家が見える』 
とのことでした。

白雲の白の意味から隠遁生活をする年配者、白に対して青というと
これから元気に生きていく若者というイメージにつながるのだそうです。

そして、『車を止めて気の向くままに、夕暮れの楓の林の景色を
愛で眺めたが、霜のために紅葉した葉は、春二月ごろに咲く
花よりも、なお一層 美しく赤いことであった』 とのこと。

これら4行の詩から、無限に広がる風景と心情、赤く燃えた
楓の林の色合いなどが伝わってきて、感銘を受けました。 
節調も から の音まであり、味わい深いもので、
漢詩って面白いかも~?!と思ったのを はっきり 覚えています。






 
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

 詩吟もえ子

お稽古に参加して六年目です。
皆さまもご一緒にいかがですか?